タイの夜を楽しむ方法ペッブリー通りの名店マッサ -ペットサイアム編-

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ペッブリー通りの名店マッサ -ペットサイアム編- - (06/23）

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2012-06-23 (14:56)

ペッブリー通りの名店マッサ -ペットサイアム編-

マッサージパーラーが乱立する「ペチャブリー通り」。
風呂屋へ行こうとここをうろうろしていると必ず目にとまる、日本語で書かれた看板がある。

「スケベマッサージ」

お店の看板で「スケベ」と掲示しているものはいままで見たことがなく、実に画期的。
この画期的な看板を掲げている“スケベマッサージ店”とは、風呂屋街に唯一といっていい存在感を示す
「Petch Siam（ペットサイアム）」だ。

ペチャブリー通りという大通りに自ら「スケベ」と掲げ、他風呂屋を挑発しているようにすら映る『ペットサイアム』。
これだけ威風堂々とし「スケベ」を前面にアピールしているのだから素晴らしい。
そのエロな姿勢に敬意を示すべく、初めてスケベマッサージの門扉をたたいたのだ。

店へと足を踏み入れてまず驚いたのは、店内の様子はいわゆるマッサージ店の様相ではなく、どこからどうみても風呂屋そのもの。
入口を入って左へ進むとひな壇が据えられており、右はレストラン。
さすが風呂屋街で強豪ＭＰと共存しているだけのことはある。

さすがだな～、と一人感心していたらコンチアがつかつかと近づいてきた。
「さぁさぁダンナ、こっちへ腰をかけておくれやす」
流暢な日本語を話したわけではなく、バリバリのタイ語で話しかけられたものを独断と偏見で訳しただけである。

ソファへ腰をかけひな壇を眺める。
ざっと見たところ平均年齢は20代半ばといったところだろうか。
一目見て惹かれる女の子がいなかったので、ここはコンチア任せ。
ルックスよりもサービスを求めてみた。

「サービスいい子は誰？」

おっさんはにったりとエロい笑顔を見せ答えてくれた。

「あの子、よろしいでっせ」

少し年齢が高めに見えるけど、その分サービスが良さそうだ。

「じゃあ、おっさんが進めるならその子で昇天！」

“昇天”なんていうタイ語は知らない私は、“昇天”したい一心でその子を指名した。

＜次回へ続きます＞

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