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バンコク・華僑医院横置屋ホテル潜入 - 二章 - - (05/30）

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2012-05-30 (22:21)

バンコク・華僑医院横置屋ホテル潜入 - 二章 -

たいそうな病院の横に、ひっそりとたたずむ置屋ホテル。

「ボーベーホテル」と呼ばれているそうだが、地元の人々がそのように呼んでいるだけなのか正式名称なのかは分からない。

冷静に考えてみると、病院の横に非合法痴帯があるのだから、さすがタイランドといいたい。
まぁ、日本でも病院のよこに風俗店ぐらいはあるか…。

ラマ一世通りに面している、この置屋ホテル。
入口をくぐると、大通りの喧騒がウソのように陰湿とした空気が体にまとわりついてくる。
ラマ一世通りと、この置屋ホテルの数メートルには何か結界が張られているのかと感じるほど、流れている空気ががらっと変わるのだ。

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病院横の小さな道を抜けて入口へ向かうと、まず出迎えてくれるのが15名ほどの女たち。
入口の外なので屋外だが、椅子を並べてウエイティング、いの一番に客を取ってやろうというヤル気満々な嬢たちなのだろうか。
ざっと見たところ、年齢層は高い。
平均年齢は20代後半～30代前半程度に見える。
超熟女と楽しめるヤワラ―の「冷気茶室」に比べたら、ここは高校生レベルと言って過言ではない。

とりあえずその彼女たちをすり抜け、建屋の中へ歩を進めた。
廊下には４、５人のタイ人が、ぬぼーっと立っている。
タイプの女が現れるのを待っているのだろう。

建屋の中には女たちの待合室のような部屋があり、ここには20名ほどの女たちが腰をかけている。
やはりここも年齢層が高めなのだけど、入口付近で待っている女たちと何が違うのかが分からない。
ほぼレベルは同じである。
そこまで考えてハッと気付いた。
この部屋はきっと早い者勝ちなのである。

屋外で待つより、空調が効いているこちらの室内で待つ方が肉体的疲労が少なくて済むはずだ。

室内に売店があったので缶ビールを買った。
喉を鳴らして女を見て回る。
年齢は多少高くてもいいのだけど、グッと来る女がいない。
ここは他のタイ人のように、あわてず、さわがず、ビールを飲みながらゆっくり品定めしよう。

タイ人しかいない、タイ人のための楽園で、日本人が一人ビールを飲みながら置屋嬢をガン見。

一人の女に目がとまり、迷うことなく声をかけ部屋へと向かった。

＜次回へ続きます＞